農産物ネット販売を行うに当たって、必ず必須となるのが【集客】です
他モール(楽天、ヤフーショッピング)においても同様です。
確かにモール自体の集客力は凄いのですが、
結局のところ販売モールに依存してしまっていることには、変わりありません。
一方、SNS集客での販売方法はどうでしょうか。
あまりにメリットが多すぎるので、これくらいにしておきます(笑)。
SNS集客に関して、結論から言うと下記の表になります。
それでは、以下に詳しく説明をしていきますね。
1.ツイッター
ツイッターは、SNS集客には欠かせない無料ツールです。
1.リアルタイムツイート
ツイッターの一番の魅力は、簡単に文字、画像、動画が投稿できるので、フットワークが非常に軽い所です。
・毎日の農産物の状況
・毎日の農園の天候状況
・毎日の販売報告
などを報告する際に、非常に使いやすいSNSです。
2.ロボットツイート
また、農産物の良さをまとめておき、繰り返しつぶやくことによって
認知度を高める方法もあります。
ツイッターでは「ロボットツイート」という方法が無料で使えます。
・ツイボット
・Social dog
両方とも非常に使いやすいサイトです。
それぞれツイートを予約投稿する機能があるので、用意しておいたツイートを
といった感じのことが出来ます。
例として【ミニトマト】を扱うとすると
①リコピン
トマトの赤い色の元となっているもので、カロテンの一種
カロテン→ビタミンAと変化しますが、リコピンはビタミンAに
変化せず、ビタミンAよりも高い抗酸化作用でお肌に元気をくれます!
②βカロテン
カロテンの一種であり、βカロテンはビタミンAに変化します。
皮膚や粘膜を丈夫にする大切な成分です。
③ビタミンB2
脂質・糖質・タンパク質などを変換して、エネルギーを
作り出す元となります。
①〜③のように農産物の効能などを説明した画像付きツイートを用意し、
それぞれ設定した時間帯、またランダムに自動ツイートすることが出来ます。
農産物の効能などを説明するのに効率良く使えるのでオススメです。
ただし、予約する本数が少な過ぎたり、つぶやく内容がずっと
同じだとマンネリ化してしまいフォロワーが離れていって
しまうので、定期的に内容、画像等を変更する必要はあります。
3.プレゼント企画
農産物販売で一番相性が良く、フォロワーも一気に増える方法です。
↑こんな感じの企画ですね。
リプライ、リツイート、いいね、それぞれの項目が非常に多くなり、
かつリツイートで拡散されているので、認知度UP、集客にかなりの効果が期待できます。
プレゼント企画は、盛り上がれば盛り上がるほど集客力が上がるので、
こういった感じで、企画を盛り上げるようなアクションをすると一層効果的です。
一般的に、ツイッターのプレゼント企画は、
アマゾンギフト券やスタバチケットプレゼントなどが主流ですが、
農家の場合はイチゴ、トマト、メロン、ブドウなど現物がプレゼントになります。
当たったら普通に嬉しいカテゴリなので、非常に盛り上がる要素が大きいです。
何よりも認知度、集客力、フォロワー数全てが一気に加速しやすいので、
非常に効率的な手法です。
是非試してみて下さい。
2.インスタグラム
インスタグラムも今後のSNS集客の目玉となるポテンシャルを持っています。
1.ホーム画面の充実
毎日のリアルタイム投稿が多いツイッターと違い、
インスタグラムの一番重要なポイント、それは
ツイッター
・画像よりも文字情報が主
・大衆的なスーパーのイメージ
・アクティブ(積極的)な日常を伝える新聞、ニュースのイメージ
インスタグラム
・文字よりも画像情報が主
・ウィンドウショッピングのイメージ
・パッシブ(受動的)な世界観を保ったオシャレサロンのイメージ
言われてみれば、双方SNSの住み分けはそのまんまなんですが、
この違いに気づくのに僕は時間がかかりましたw。
平たく言ってしまうと、
インスタグラムは毎日投稿する必要性は無いんですよ。
上記店舗のホーム画面を例として説明しますが、キレイですよね。
ホーム画面は上記2点だけにフルコミットすれば大丈夫です。
逆に、毎日リアルタイムな投稿をしてしまうと、世界観が一瞬で崩れてしまいます。
常に世界観を保ちながら毎日投稿出来れば良いのですが、難しいですよね。
ですので、インスタでは毎日投稿する必要はありません。
2. Shop Nowの登録
例としてユニクロのサイトで説明します。
気になった商品を見つけてから、わずか2タップで販売サイトに移動できます。
この機能の凄いところは
もう少し深掘りして説明しますと
とりあえず申請が通れば無料で使える機能なので、やらない理由は無いですね。
Shop Nowが利用出来るように行う登録方法と申請方法があるのですが、
正直少し面倒です。流れとしては、
- インスタとFacebookアカウントを紐づける
- Facebookアカウント内部で商品販売ページを作成する
フェイスブックのページ内部が分かりにくいんですよね。
このブログにやり方を載せようと思いましたが、かなりのボリュームに
なるので諦めましたw。
またフェイスブックの表記が時期によって変わったりするので、
【ShopNow 申請】とググってみるとやり方が出てきます。
そちらを参考に登録申請してみて下さい。
3. プレゼント企画
インスタグラムにおいてもツイッター同様、プレゼント企画が有効です。
ツイッターに比べて、農産物関係のプレゼント企画はまだかなり少ないので
一気にフォロワーを獲得できるチャンスだと思っております。
流れとしては、ツイッターの項目で書いたとおり
違う所は、インスタグラムにはリツイート機能が無い所。
なので基本「フォローとリプライだけで参加」という形が一般的です。
またインスタグラム界隈においてのここだけ情報によると・・・
インスタのプレゼント企画を見てみると、
アパレル、コスメ、アクセ関係が多いです。
まだまだ参入の余地はありますので、ツイッター同様、
効率よくフォロワーを増やすためには、こうしたプレゼント企画を
行っていった方が効率が良いです。
4. DMにてインスタグラマーにPRを依頼する
上記インフルエンサーの表記より、結論から言うと、
1000人〜1万人フォロワー辺りのナノインフルエンサー、マイクロインフルエンサーにDMを打ち、PRを依頼する。
理由を説明します。
インスタグラム界隈では、フォロワー数が1万以上を超えてくると
企業からのPR案件を依頼されることがよくあります。
インスタグラマーは“フォロワー数=集客力”と判断されているので、
1万フォロワー辺りが目安になっています。
逆に1000〜5000フォロワーのインスタグラマーは、フォロワー数を
増やすために試行錯誤をしている段階なので、PR案件のような
企画を受けてもらえる可能性が高いです。
農産物のPRであれば、こちら側がサンプル商品を提供し、
美味しいと思ってもらえれば、すんなり受けてもらえる確率が高いです。
しかも【農産物】【美味しい】というキーワードは広まりやすく、
他人にもオススメしやすいですよね。
農産物 × プレゼント企画
この企画自体が非常に相性が良いです。
DMの例として、下記に記載しておきます。
初めまして。
○○にて△△を生産&販売をしている○○です。
インスタを拝見し、
弊社の○○を是非使って頂けたら嬉しいなと思い、
DMさせて頂きました。
○○には○○が 豊富に含まれています。
○○には
・農産物の良い所など
・
・
・
といったカラダに良い成分が豊富です。
昨今においてあらゆる生活習慣病が増えており、
弊社の○○で何かしらの手助けが出来ないか?と思い
直接メールさせて頂きました。
宜しければ○○と○○のセットを提供させて 頂きますので、
是非使ってインスタに投稿して頂ければ、
皆様の健康に繋がるのではと思います。
下記が弊社のSNSサイトになります。
ご興味が御座いましたら、ご返信頂けたら幸いです。
農産物の種類によって色々表記が変わると思いますが、
テンプレートとして使って頂けたらと思います。
まずは農産物に興味がありそうなインスタグラマーにDMを送ってみましょう。
ほとんどの場合はスルーされますが、何かしら反応してくれる方がいると思います。
返信を頂き次第、サンプルを送付して、気に入って頂ければ紹介してもらうといった流れになります。
注意点としては、「あくまで気に入って頂けたら紹介してもらう」という所です。
サンプルが届いて実際に食べてみたら「微妙・・・」というパターンも無いとは言い切れないので、商品に興味を持って頂き、相手が「紹介したい!」という意思があることを確認した上で紹介をして頂いた方が双方にとって良いですよね。
こちら側としてはサンプルを提供して紹介してもらえればOKの立場ですので。
いくつかDMを送るとそのうちバッチリ相性の良いインスタグラマーさんに
出会えると思うので、地道に気長に続けていくのが良いと思います。
3. まとめ
繰り返しになりますが、以上の項目をまとめると以下になります。
分かりやすく、かつ「やってみるか!」となるように、作業LV(めんどくさいLV)を
つけておきました(笑)。
LVの割り振りは1〜5で5がMAXになっています。
外注が可能な項目もあります。
赤枠の部分が一番手が掛かる項目になっています。
結局物販のビジネスなので、一番重要なのは
【リサーチ】 何を売るのか?
になります。
逆にそれさえ決まってしまえば、後は決まったことを順番にこなしていくだけです。
一度、近隣の道の駅、直売所等に足を運んで見てください。
思いがけない商品が、自分の資産となることがあるかもしれませんよ。(笑)