最近良く聞くレンタルスペースってなーに?
ぶっちゃけ稼げるの? 副業でも出来るのかな?
このような疑問にお答えします。
本記事の内容
・レンタルスペースとは何か?
・どうやって稼ぐビジネスなのか?
・副業でも出来るのか?
・ぶっちゃけ稼げるの?
この記事を書いた人
当ブログ管理人:マスオ
・ダンススタジオ2件、レンタルサロン1件、レンタルジム1件を
群馬県、長野県内にて遠隔運営中。
・1件あたり平均8万〜10万の利益を毎月収益化中
・ポータルサイト予約:自社予約の比率は約2:8
・自主集客+アナログ集客特化の有料コンテンツ販売で20万円達成。
・レンタルスペース特化型LINE予約システム【きずな】の導入サポート
&集客アドバイザー主任。
最近は【レンタルスペース】というキーワードに認知が出てきており、
動画広告、ニュースや書店などにも流れるようになってきました。
「レンタルスペースとはなんぞや?」
「稼げるのかいな?」
といった疑問にお答えします!
1.レンタルスペースとは
売り上げ | 固定費 | 利益 |
---|---|---|
1時間1,000円 | 家賃:7万 | 7万 |
月間150時間レンタル | 電気水道Wi-Fi:1万 |
説明は以上です(笑)。
めちゃめちゃシンプルなビジネスですよね。
賃貸物件を契約してスペース作りをし、1時間1,000円〜といった価格でレンタル。
売り上げが固定費を上まった分が利益となる非常にシンプルなビジネスです。
今の時代はシェアリングエコノミーといったビジネスがかなり一般化されています。
移動をシェアしたい→カーシェア、サイクリングシェア
モノをシェアしたい→フリマアプリ(メルカリ、ジモティなど)
仕事をシェアしたい→クラウドソーシング(クラウドワークスなど)
お金をシェアしたい→クラウドファンディングなど
この流れで「空間をシェアしたい」という需要が高まってきており、
「気軽に1時間から場所を借りたい。」
「自宅だと出来ないことを場所を借りて行いたい。」
「オンラインレッスン、リモートワークとしてすぐ使いたい。」
こういった需要があるために「レンタルスペース」というビジネスが盛り上がってきています。
シェアリングスペースとして有名な企業として
スペースマーケット
インスタベース
この2大企業が有名でシェアリングスペース事業をメインに行なっています。
2.どんな種類があるの?
レンタルスペースにもどんな種類があるのかな?
自分の運営しているスペースも含め
ご紹介していきます。
貸し会議室
レンタルスペースのモデルとして最も昔から
使われていたパターンが貸会議室利用です。
新幹線が停まる駅近隣のテナントビルの
空いたスペースを1時間1,000〜1,500円で貸し出しをし、
長机、イス、プロジェクター、ホワイトボードなどといった
ミーティングに使いやすい設備を用意しておくことで、
すぐに会議が行えるスペースに需要があります。
バブル時代は営業マンが電車で移動し、
駅近で打ち合わせなどを頻繁に行なっていた為、
貸会議室の需要がものすごく高い時代がありました。
今の環境ですとPC、スマホの普及にともない
リモートワークがメインになってきており、
昔の凄まじい需要とはいかないまでも会議、
ミーティング、セミナー開催としての需要は
未だ高いです。
ビジネス的な需要なのでなるべく駅近、新幹線が
停まる駅の近場が好ましいです。
昔からあるモデルなので主要都市駅においては
飽和している所も多いです。
構築レベル | 構築費用 | リピート率 | 単価 | 需要 |
---|---|---|---|---|
★ | ★ | ★★ | ★ | ★ |
簡単 | 安価 | 法人利用がある | 安い | 飽和しつつある |
パーティールーム
今、レンタルスペース利用として都会においては最もポピュラーで
利用が多い業態がパーティールームかなと思います。
飲み会、女子会、誕生日会、歓迎会、デート利用といった
形での利用を主としたスペースです。
このスペースの認知が最も広まったのが何といってもコロナ禍。
コロナで居酒屋、飲み屋が営業時間を自粛されることを余儀なくされ、
飲み会、居酒屋にとって変わったスペースがパーティールームとなり、
「レンタルスペース飲み」というキーワードがバズり、
一躍認知度が急上昇したという経緯があります。
「居酒屋、飲み屋は営業時間は20時まで」と一般的になっていたところ、
パーティールームを借りて酒を持ち込んでみんなで飲むというグレーゾーンが存在し、
「レンタルスペース飲み」が流行ってしまったんですね。
国として小池都知事が記者会見で
「レンタルスペース飲みは自粛するように」
と会見したのもさらに炎上的に認知されることとなり、
一層レンタルスペース=パーティールームの認知が爆増していきました。
画像の通りおしゃれな家具や食器、ボードゲーム、TVゲーム、家電といった
設備が多く、かつおしゃれに仕上げる必要があるので初期投資額的には
多少高くなります。
また利用客も若い世代が多く、飲み会のスペースとなるので毎回掃除の必要があり、
TVや食器の破損、汚損なども多く毎回のメンテナンスが必要となります。
構築レベル | 構築費用 | リピート率 | 単価 | 需要 |
---|---|---|---|---|
★★ | ★★ | ★ | ★★ | ★★ |
女性向き | 高い | 一見利用が多い | 高く出来る | 差別化しづらい 飽和しつつある |
ダンススタジオ
ダンス、ヨガ、ピラティス、フラダンス、フラメンコといった
体を動かす用途を主に使われるスペースになります。
私マスオもダンススタジオを2軒運営しています。
ダンススタジオは体を動かすのがメインとなるスペースなので
鏡、音響、防音・振動対策がされていれば設備費用が最もかからない
スペースになります。
逆に防音・振動対策がされていないと工事が必要となり
費用がかなりかかるスペースにもなり得ます。
ダンススタジオは個人練習としての利用もあれば、レッスン場としての利用も多く
非常にリピーターが付きやすいといった特徴があります。
<1時間1,000円で貸し出しした場合>
週に1回、4時間のフラダンス:16時間×1,000円=16,000円
週に3回、2時間のヨガレッスン:24時間×1,000円=24,000円
週に3回、3時間のキッズダンス:36時間×1,000円=36,000円
週に2回、2.5時間のダンスレッスン:20時間×1,000円=20,000円
四人の先生で96,000円の収益が上がるので、上記8万円の固定費の
スペースであれば四人だけで16,000円の利益。
この四人以外の利用があれば全て利益という計算になりますよね。
定期利用の先生を一人づつコツコツと集客していけば収益化するのが
非常に早いので自分はこのモデルを主に構築しています。
構築レベル | 構築費用 | リピート率 | 単価 | 需要 |
---|---|---|---|---|
★ | ★〜★★ | ★★★ | ★ | ★★★ |
簡単 | 安価 防音・振動対策要 | 非常に高い | 安い | 需要高い 開ける場所が少ない |
撮影スタジオ
今、レンタルスペースの一番アツい利用用途の一つが撮影スタジオです。
写真撮影、動画撮影、プロモーションビデオ(PV)、ミュージックビデオ(MV)
YouTube、TikTok、インスタライブ、ツイキャス撮影としての利用用途も高く、
かつリピート利用も非常に高いので高収益性が非常に高いです。
ただある程度の広さ、おしゃれな空間、比較的高価な設備にする必要があるので
初期投資にはお金が掛かります。
撮影スタジオはお金が掛かる→この考えを覆したウラワザもあります。
それが上記画像4の「廃墟撮影スタジオ」です。
スケルトン状態の物件をそのまま使って撮影・動画スタジオとして
貸し出しするという方法で、初期投資がかなり抑えられて撮影スタジオが
開けるという目から鱗的なウラワザ方法もあります。
構築レベル | 構築費用 | リピート率 | 単価 | 需要 |
---|---|---|---|---|
★★ | ★〜★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
普通 | 比較的高い | 法人利用がある | 高収益 | 高い |
レンタルサロン
マッサージ、整体、ネイルサロン、リラクゼーション、プライベートサロン、完全個室レッスン
といった幅広い用途に利用され、比較的狭い個室でも活用出来るスペースになります。
ダンススタジオと比較して逆に騒音、振動の問題がなく、むしろ静かな物件であると
活用しやすいです。また狭くても問題無いので固定費がかなり抑えられるのもメリットです。
また整体ベッド、タオルウォーマー、アロマといった設備を用意しておけば
自宅でネイルサロンをされている方の出張サロン場としての需要も取れます。
自分のサロンを開きたいけど資金が無い・・・
というサロニストの方々は結構多いので、そういった方々に対して
「自分のサロンがすぐ開けますよ!」というアプローチが掛けられるのもメリット。
またサロンは長い時間帯を借りてもらえるのも嬉しいメリット。
自分もレンタルサロンを1軒運営しています。
構築レベル | 構築費用 | リピート率 | 単価 | 需要 |
---|---|---|---|---|
★ | ★〜★★ | ★★★ | ★ | ★★ |
簡単 | 安い | 定期利用がある | 安い | 用途が幅広い |
レンタルジム
フィットネス、ジム、筋トレ、ストレッチ、ヨガ、体操教室などといった
健康維持利用として今後需要が高まりつつある用途のスペースになります。
日本自体が少子高齢化の流れになっている所、またコロナ禍で運動不足に
なっている方々にも受け入れられやすく、グループでなく個人で利用できるという
所にもメリットが高いです。
エニタイムフィットネス、カーブスといった大手
フィットネスジムがライバルになるのでは?
自分もそう思ってました!
でも実際は違ったんですよね。
大手フィットネスジム、公共施設のトレーニングジムがライバルになるから
小さなレンタルジムは難しいのでは?と思ったんですが、直接インストラクターの方から
聞いた所、意外な事実が発覚しました。
大手フィットネスジムは基本自分でトレーニングを行わないと
いけないので、マンツーマンのパーソナルトレーニングジムと
してのスペースってまだまだ足りてないのが現状です。
また大手のジムは大規模が多いので密になりやすくコロナの影響で
閉店するジムもかなり多くありました。またトレーニングを他の
人に見られたくない需要も多いので個室ジムは需要があります。
こういった理由もあり、ダンススタジオ同様に個人利用はもちろん、
パーソナルトレーナー向けのアプローチも掛けることができ、
「すぐに始められるパーソナルトレーニングジム」として現在
1軒運営しています。
構築レベル | 構築費用 | リピート率 | 単価 | 需要 |
---|---|---|---|---|
★★ | ★★ | ★★★ | ★★ | ★★ |
普通 | 普通 | 定期利用がある | 普通 | 今後高くなる |
3.まとめ
以上紹介した用途以外にも、レンタルキッチン、レンタル居酒屋撮影スペースなど
あらゆる種類があります。
レンタルスペースは立地条件、固定費、需要のリサーチ、近隣ライバルのリサーチなど
しっかりした上で開業するのが重要なので、安易に安くて良さそうな物件を契約して
始めるともれなく爆死しますので要注意です。
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